四街道市議会 > 2021-12-07 >
12月07日-04号

  • "土地交換"(/)
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  1. 四街道市議会 2021-12-07
    12月07日-04号


    取得元: 四街道市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    令和 3年 12月 定例会(第4回)          令和3年第4回四街道市議会定例会 第16日                            令和3年12月7日(火曜日)午後1時開議 議 事 日 程 (第4号) 日程第1 一般質問       ・久保田 敬次郎       ・西 塚 義 尊       ・岡 田 哲 明                                              〇本日の会議に付した事件 1、開  議 1、議事日程の報告 1、諸般の報告 1、一般質問    久保田 敬次郎    西 塚 義 尊    岡 田 哲 明 1、議案第7号の上程、説明 1、散  会午後1時開議 出席議員(20名)     1番   久 保 田  敬 次 郎         2番   本  田     良     3番   阿  部  百 合 子         4番   田  中  徳  彦     5番   坂  本  弘  毅         6番   成  田  芳  律     7番   栗  原  直  也         8番   大  越  登 美 子     9番   保  坂  康  平        10番   西  塚  義  尊    11番   関  根  登 志 夫        12番   戸  田  由 紀 子    13番   石  山  健  作        14番   広  瀬  義  積    15番   山  本  裕  嗣        16番   森  本  次  郎    17番   高  橋  絹  子        18番   岡  田  哲  明    19番   長 谷 川  清  和        20番   清  宮  一  義 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   佐  渡     斉      副 市 長   武  富  裕  次  教 育 長   府  川  雅  司      危機管理監   澤  畠     博  経 営 企画   石  渡  省  己      総 務 部長   岩  井  勝  明  部   長  福   祉   齋  藤  千  裕      健康こども   山  﨑  裕  之  サ ー ビス                   部   長  部   長  環 境 経済   麻  生  裕  文      都 市 部長   嶋  田  浩  司  部   長  上 下 水道   外  谷  茂  行      会計管理者   齊  藤  宏  一  部   長  消 防 長   齊  藤  信  行      教 育 部長   伊  藤  克  紀  監 査 委員   鈴  木  眞  一  事 務 局長 本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   岩  堀  精  昇      係   長   金  親  敬  子  主 査 補   植  草  俊  幸      主 任 主事   金  坂  尚  輝 △開議の宣告                               (午後1時) ○成田芳律議長 ただいまの出席議員20名、定足数に達していますので、本日の会議は成立しました。  直ちに本日の会議を開きます。                        ◇ △議事日程の報告 ○成田芳律議長 本日の日程については、お手元に配付の日程表のとおりです。                        ◇ △諸般の報告 ○成田芳律議長 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。  本職の出席要求に対し、代表監査委員から説明員についての報告がありましたので、お手元に配付してあります。  次に、市長から議案の追加が1件送付され、お手元に配付してあります。                        ◇ △一般質問成田芳律議長 日程第1、一般質問を行います。  発言時間については、質問時間のみで30分以内としますので、ご了承願います。  では、順次通告者の発言を許します。  1番、久保田敬次郎さん。    〔久保田敬次郎議員登壇〕 ◆久保田敬次郎議員 議席番号1番、市民クローバー久保田敬次郎です。通告に従い一般質問を行います。  番号1、次期ごみ処理施設建設用地の汚染問題について。  ①、百条委員会における建設機構の島田氏の金銭授受の証言について、市の見解を伺う。  ②、百条委員会における大谷総合元社員、関野氏の施工計画作成の時期に対する市の見解を伺います。  ③、鉛が搬入路より出てきて中断になっているが、その後の予定を伺う。  2、住民監査請求について。  ①、住民監査請求が8月3日に提出されているが、その後の対応をお伺いいたします。  3、義務教育外国人市民への対応について。  ①、外国人市民への日本語教育の取組状況をお伺いいたします。  ②、ハラル食が中心のアフガニスタン人への学校給食の対応の状況をお伺いいたします。  ③、生活習慣の違いから修学旅行に参加できない児童生徒への対応をお伺いいたします。  以上、壇上からの質問といたします。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  教育長、府川雅司さん。    〔教育長 府川雅司登壇〕 ◎教育長(府川雅司) 私からは、第3項目の1点目、外国人児童生徒に対する日本語教育の取組についてお答えします。  本市の特徴として、外国人児童生徒の約6割がアフガニスタンであるため、市教育委員会ではこれに留意し、本市施策である外国人市民コミュニケーション事業に基づく学校教育の研究、実践を3つの視点で進めています。  1つ目は、教職員の対応力を促進する研修の実施です。社会や文化の理解を深める研修を行ったり、文部科学省事業を活用し、学校現場で生じる困り感や必要感に応じるために、外国人児童生徒等教育アドバイザーによる研修を行ったりしています。  2つ目は、学校の対応の支援や環境整備です。市教育委員会による2名の中国語語学指導員並びに市国際交流協会と連携した日本語支援ボランティアの派遣、県教育委員会から配置された日本語指導教員の指導体制や環境の整備、編入学時に日本の学校を理解するための手引等を5か国語で作成、研究モデル校にて外国籍児童の保護者を対象にした入学説明会の実施、各学校に多言語自動翻訳機の配備などに取り組んでいます。  3つ目は、人材の確保、ネットワークの整備です。アフガニスタンの言語を理解し、社会に精通した人材の確保は極めて難しい状況です。また、保護者との適切なコミュニケーションにも課題があります。これらを踏まえ、先ほどの研修会講師市国際交流協会など、これまで培ってきた人間関係や実践の連携を持続的なものにし、これらを土台にしてさらに人材確保に努め、外国人の子供たちがより安心して学べる環境の充実に取り組んでまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長麻生裕文) 私からは、第1項目、次期ごみ処理施設建設用地の汚染問題のご質問について順次お答えいたします。  初めに、1点目の百条委員会における建設機構、島田氏の金銭授受の証言についての市の見解でございますが、百条委員会において島田氏は「800万円について、私が渡したのは大谷総合都市計画事務所、大谷氏です。そこから先、どこに渡ったかは分かっていません」と証言しておりますが、個人間の金銭の授受について市は見解を述べる立場にはございません。  次に、2点目の百条委員会における大谷総合元社員、関野氏の施工計画作成時期に対する市の見解でございますが、市では平成28年2月または3月には特定事業の許可の適用除外届出書に添付する書類として、施工計画が分かる資料を受け取っておりました。なお、事後的に追加訂正などをした資料の作成時期については、関野氏の発言と市の認識にそごがないものと考えております。  次に、3点目の鉛が搬入路より出てきて中断になっているが、その後の予定を伺うでございますが、砕石混じり層について、土壌汚染対策法上の区域指定に向けた取扱いを整理し、埋土層などにある地下水調査等との効率的な調査の実施方法の検討を進めているところでございます。そのため、関係事業者に対し、再生砕石の使用の経緯などについてさらに聞き取り調査を行った上で、再度県に相談することになります。その後は、検討した結果を基に調査を実施し、同法第14条に基づく区域指定の申請を目指してまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 監査委員事務局長、鈴木眞一さん。    〔監査委員事務局長 鈴木眞一登壇〕 ◎監査委員事務局長(鈴木眞一) 私からは、第2項目、住民監査請求につきまして代表監査委員から委任を受け、お答えいたします。  ご質問の住民監査請求につきましては、本年10月11日付で受理した旨を請求人、また住民監査請求書一式を添付し、市議会議長並びに市長宛て通知をしております。なお、現在も監査を実施しているところでございます。  今後監査終了後には、措置請求に係る監査結果を請求人、市議会議長並びに市長宛て通知するとともに公表する予定としております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。    〔教育部長 伊藤克紀登壇〕 ◎教育部長(伊藤克紀) 私からは、第3項目、義務教育外国人市民への対応についての2点目及び3点目についてお答えいたします。  初めに、2点目のハラル食が中心のアフガニスタン人への学校給食の対応の状況を伺うについてですが、学校給食において外国にルーツのある児童生徒への対応は、編入学時に市教育委員会と当該校において面接し、外国人就学願を基に毎日給食が食べられるのかなどについて確認をしております。また、各学校において個々の状況を面談等で把握し、学校給食の喫食に関するアレルギー等の届出書を基に、ご家庭の希望に添って対応しているところです。  続きまして、3点目、生活習慣の違いから修学旅行に参加できない児童生徒への対応を伺うですが、各学校では修学旅行において外国にルーツのある児童生徒の保護者に宿泊や食事、活動内容について周知し、参加の有無を確認しております。参加しない児童生徒には、学校や家庭で学習を行えるようにして学習の保障を行っております。また、担任による丁寧な教育相談などにより心のケアも行っております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 再質問はありませんか。  久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 ご答弁ありがとうございました。では、最初の1の百条委員会における建設機構の島田氏の金銭授受の証言について市の見解を伺うからお伺いいたします。  令和3年6月18日、島田氏が百条委員会で証言したことについての質問をいたします。冒頭、島田氏は宣誓しております。良心に従って真実を述べ、何事も隠さず、また何事も付け加えないこと。身の引き締まる思いの証言だったと思います。宣誓を行った証人が虚偽の陳述をしたときは、3か月以上5年以下の禁錮に処せられることになっております。ところが、四街道市議会議場で市の職員が真実を述べず、何でも隠し、また何でも付け加えた場合の罰則はどうなっているか、私は疑問に思います。  それでは、私も良心に従い、真実を聞いてまいります。何事も隠さず、また何事も付け加えないように質問いたします。建設機構、島田氏と大谷氏との仲は、島田氏が大谷氏にいろんな面で金銭の都合をつけていた仲だそうです。その仲で、市長選があるので資金を出してくれ、お金をつくってくれと頼まれた。そこで、島田氏は800万円だったらできるよと800万円渡した。島田氏本人が貸したが、まだ返ってきていない。問題は、その800万円だ。大谷総合の社長、大谷氏に渡り、四街道市元職員、茂垣氏に渡ったということではないか。これは百条委員会で、茂垣氏は800万円借りたとはっきり言っております。それで、そのお金を妹の八街のところに使うからということでの証言しております。  先ほど麻生部長のほうから話がありましたように、個人の問題だからということではないではないですか。元職員ですよ。職員がお金借りたことについて個人の問題、ふざけているではないですか、これ。では、誰も彼もお金借りたら借りておくかということなのですけれども、麻生部長、どうですか。
    成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  私は、百条委員会で島田さんは大谷さんに800万円渡したというふうにご証言をなさったというふうに記憶しております。そして、茂垣氏は百条委員会の中で800万円は返したというふうに証言しているというふうに記憶しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 だから、そのことで私は市のほうに問い詰めているのです。貸した人間が返ってきていない、借りた人間が返しましたと、茂垣氏が言っているわけです、それは。返したと。貸した人間が返してもらっていないと言っているわけですから、おかしいでしょう、これ。その点どうですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) 私の認識では、茂垣氏が借りたのは大谷さんで、誰に返したというのは、あのときは主語は抜けていたかと思いますけれども、返したというふうに証言しておりまして、一般的に考えれば貸した人間が、貸したというか、渡した人間が大谷さんであれば大谷さんに返したのではないかというふうに考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 それは、茂垣氏の肩を持ち過ぎなのです。何でこういう人間の肩を持つのだということなのです。返してもらっていないから返してもらっていないと言っているわけです。茂垣氏が誰に返したと言っていないにせよ、茂垣氏は借りたと言っているではないですか。その流れは、茂垣氏は知っているはずなのです。麻生部長のその言葉は、茂垣氏はうれしくてしようがないよ、はっきり言って。返さなくていいようになっているから。私が言っているのは、その辺の事実関係を、事件の当初、市役所に呼んで今のことを聞けばいいではないですか、誰に返したのだと。と私は思いますけれども、どうですか、それ。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  私の所掌事務の権限で聞けるのは、次期ごみ処理施設用地の汚染土とどのような関わりがあったかというところでございますので、800万円の件はそこまで詳しくは聞ける権限はないというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 関連しているから言っているのです。何でかといいますと、私の経験によれば、こうやって業者から借りる人間というのは1回ではないのです。何回も借りているはずなのだ。そのうちの一環の800万円なのですよ、これは。と私は思います。聞けばいいではないですか。茂垣君、これは何回目なのだと。言うでしょう、ぼろっと。3回目、4回目とか、また聞けばいいのです。島田氏の証言は、厳罰がついていた中の証言なのです。私は、これは茂垣氏は明らかに虚偽の証言していると思います、これ。明らかに3年以上、5年以上の禁固刑に該当すると思っております、これは。何でその辺が聞けぬのですか、市のほうで。職員ではないか。職員以外の他人だったら分かるよ、聞けないというのは。だからのさばってしまうのです。やっていることはどういうことですか。業者からお金借りるわ、百条委員会の証言では平気でうその証言はしたであろう。そして、汚染残土では主導的役割をしているではないですか。好き勝手なことをやり、ふざけるなと言いたい。  そこで、副市長、前回何とかしてくれと言った件なのですけれども、茂垣氏のところに少しお灸を据えさせましょう。私も一緒に行きますので、そういう気持ちはありますか。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 1時22分    再開 午後 1時23分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  副市長、武富裕次さん。 ◎副市長(武富裕次) 久保田議員が言われることは、元職員の茂垣が百条委員会で偽証していると、それについて市長が確認しろという趣旨だと受け止めましたけれども、久保田議員もお話しされているように百条委員会というのは、偽証あるいは出頭しないという場合には刑罰が科せられるという、そういう性質のものでございますから、そこで証言した内容について私が聞いたところで、今言ったように茂垣元職員はそういう刑罰に問われるような証言の内容について私が問いただしたところで、それ以上のことを話すはずはあり得ないのです。したがって、私がそのような茂垣元職員からいろいろ、もっと問いただすというようなことはやっても意味のないことだと思っておりますので、私としてはそういうことをする気はございません。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 副市長のほうでそういうつもりはないと言いますけれども、こういうのは野放しにしてはいかぬのです。あっちこっちから追及し、追い込むのです。私は、副市長と一緒に四街道市で支給している防災用の服装で、下は長靴、頭は帽子の代わりにヘルメットをかぶり、説明しろと言いたいなと思っているのですけれども、副市長、できますか、それ。 ○成田芳律議長 副市長、武富裕次さん。 ◎副市長(武富裕次) ただいま答弁しましたとおりでございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 前回、事の真実を見てみようと思わないのかと9月議会で述べましたが、今回は百条委員会でお金を貸した建設機構、島田氏がはっきりと言っております。返してもらえないと。どちらかがうそをついているのです。私に言わせると、どうも茂垣君が疑わしい。副市長は傍観者ではなく、ぜひ行動してほしいと思いますけれども、どうですか、それ。 ○成田芳律議長 副市長、武富裕次さん。 ◎副市長(武富裕次) 先ほど答弁したとおりでございます。 ○成田芳律議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 久保田議員一般質問の中で、お金を貸した、借りた人間が返していないという、そういうやり取りだったのですが、麻生部長がご答弁申し上げましているとおり、百条委員会の中で島田氏は大谷さんにお金を貸した、その先のことは知らないと、これは百条委員会でこのように明確にお答えになっていますので、久保田議員さんの論法でいけば、百条委員会の証言だから間違いないだろうと。  茂垣さんは、また百条委員会の中で800万円、これを借りていると。それについては、先ほど何か八街の関係で800万円という、そういう話でありましたが、返したと証言していると。大谷さんから借りているから大谷さんに返したと。ですから、両方とも貸した、貸さないということについては、要は島田さんは貸した大谷さんからは返っていないというふうに証言されているのだと思います。茂垣さんは、借りた大谷さんには返していると言っているので、ここにおいてはどちらが偽証しているとかではなくて、両方ともただ事実を淡々と述べられていると、このように思います。  私、百条委員会の議事録で確認をするぐらいしかすべがないのですが、お灸を据えるというようなお話もありましたけれども、私としてはお灸を据えるとかなんとかという、そういうレベルの問題ではないと思うのです。これは、なぜ刑事告発しないのだとか、そういうようなご意見もあります。ですから、差し迫っている問題なのです。これは、お灸を据える云々ではなくて、もっとしっかりとした事実がつかめればと思うのですが、なかなかつかめないのです。例えば茂垣さん、その800万円を借りたということであれば、誰から借りたのか、金銭消費貸借の契約書とかあるのかないか。これは、百条委員会で多分いろいろ追及されているから、百条委員会で証拠書類の提出を証人に求めていると思いますので、これは明確だと思います。  それからまた、島田さんが大谷さんにお金を貸した、これも建設機構の会社の中にいろんな帳簿等もあるでしょうから、ですから百条委員会がいろんな情報をお持ちだと思います。できればそういったものが私どものほうに伝わってくれば、もっと久保田議員がおっしゃるとおり、例えば元職員でありますから、茂垣氏、これを呼んで、いろいろこちらが真相を究明するときの助けにもなりますので、ですから今後百条委員会、いろんな活動をされると思いますので、それを注視していかなければいけない。  現時点では、先ほど副市長がご答弁申し上げたとおり、私どもが追及しても覚えていないとか記憶にない、そういったような回答が多いわけです。例えば別の証人が市長に忖度したとおっしゃっていましたけれども、どういったことを忖度したのですかと言ったら、具体的には覚えていないとか、非常に職員同士で真相を究明するというのは、要は捜査権限がないので、なかなか難しいです。ですから、百条委員会のほうで証拠として証人にいろいろ求められていると思いますので、そういったものをぜひ百条委員会の調査の支障のない範囲内において私どもにも情報をいただければと、このように思っています。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 合点がいきませんけれども、次に進ませていただきます。  百条委員会において大谷総合元社員、関野氏の施工計画作成時期に対する市の見解を伺う。市の施工計画書の作成日は平成28年2月15日となっているが、令和3年10月27日、百条委員会、大谷総合元社員、関野氏の証言は、廃棄物対策課の花島課長の指示により、事前につくるべき施工計画書を平成29年3月から作成したと述べています。これは何ですか。犯罪に手を貸しているということですよ。適用除外があったから仕事ができたわけでしょう。なかったらできないわけでしょう。何で犯罪者に手を貸すようなことをしたかということをお伺いしたいのですけれども、麻生部長、これはどういうことですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) その件に関しましては、百条委員会において関野氏が証言しておりますとおり、くぼ地解消工事に必要な図面については土地交換契約の前から作成されておりました。また、当該作成図面については、適用除外届出書の添付書類として整え、遅くとも28年3月末までには市長の決裁を得て、同年5月頃、環境政策課に提出しておりますので、その辺の対応については問題はないものと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 それが問題なければ真実は何ですか、それなら。後づけで私は書きましたと本人は言っているではないですか。悪いなと、申し訳ないなと。行政や自分を雇っている人に対して申し訳ないと私は思ったと。だけれども、それでもやりましたということを言っているわけです。こんなこと言うわけないではないですか、市のほうが正しければ。こういう矛盾はどう思いますか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  先ほど申し上げましたとおり特定事業許可適用除外届出書、これは適用除外の届出書なのですけれども、そちらに添付する書類としては、特定事業場の位置図、見取図、平面図、断面図、あと特定事業区域の土地の公図の写しであるとか、土砂の予定量の計算書であるとか、搬入経路図であるとか、発生元証明等あるわけですけれども、この中で図面等については、関野氏は土地交換契約前に作成していたというふうに証言しておりまして、その証言のとおり、それを市のほうにあらかじめ提出してありましたので、それを適用除外の届出として市としては使ったということで、適用除外の届出のときにはその添付書類自体はあったということでございます。ただ、発生土証明は3通程度しかついておりませんでしたけれども、図面等はついていたというところが事実と捉えております。  そして、関野氏が後づけにつくったというのは、その図面等が後々、いろいろ数字とかに乖離が生じてきたので、修正しろというようなことで修正の指示をしたものが、添付書類という形ではなくて、施工計画書という表紙をあつらえて、体裁を整えて、後になって提出してきたということで、後づけというような証言をされていると思います。それで、そこの部分については、市も今やっている裁判の中で、そこの事実についてはそのとおりだというふうに認めております。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 ということは、出た時点ではその書類は不備があったということを言われていますよね、今。不備のあるやつは提出ではないのです、官公庁においては。建築確認でもそうです。不備があれば、それを完全にパーフェクトにして出して、初めて許可なのです。何で不備のやつを許可するのですか、それならば。おかしいではないですか、その辺。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  受理いたしまして、不備といいますか、足りないものがあれば追加するというところで、これ許可ではなく届出でございますので、そのような体制を取っていたというふうに捉えております。  また、当時約17万立米という大量の土砂でございますので、それの発生元証明を一気に出すのはなかなか難しいことから、一部あるものを預かって、その後追加していくというような運用で行っていたものと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 それが行政の間違いなのです。パーフェクトにできて、事を始めるのです。ここは不備なのだけれども、後で持っていらっしゃいと、ここは後で添付してくださいということを言うから、こういうことになったのではないのですか。だけれども、出した本人はそう思っていません。要するに断れなかったと、花島課長のほうで相当頼まれたのではないのですか、何とかしてくれと。断れなかったと、だから我々はやむを得ずやったと。私が言わんとするのは、工期は28年2月15日から平成29年3月頃、要するに無届けのまま工事が終わったということになっていますよ、これ。この適用除外を申請する許可を得るのに長い年月、2年以上かかると聞いております。それで、19項目ぐらいの厳しい適用がなくなる、そのための条例ですから、適用除外ですから。何でそれを甘く見て、やった結果がこうなのです。その点どうですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  特定事業の適用除外につきましては、公共事業ということでスピーディーに簡素化してやる必要があるということで許可を免除するということから来ておりまして、許可に必要な書類や検査等もそこの公共団体等が責任を持つということで、省略というような形になっているものでございますので、それに従ってこの事業も行ったというふうに捉えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 適用除外の趣旨は、国や公共団体を信頼する、間違いなくやっていただける、だからそのために適用除外の適用ができるのです。今の現況を見てください。どこが信頼していますか。どれだけお金使っていますか、元に戻すのに。何でそれが見抜けなかったのですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) そちらにつきましては、このくぼ地解消工事土地交換契約の相手方が下野商事ということは御存じかと思うのですけれども、下野商事も約半分程度の土地に埋立てを行うと。同じ工事で同じ埋立てを行うということで、そちらにくぼ地解消工事のほうを契約の中で委託、委任しましたので、よもや半分ある自分の土地に汚染された土砂を搬入するというふうには当時思わなかったというところが大きいかと思います。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 ですから、適用除外は29年3月頃から施工計画書を作成したと本人が言っております。ということは、その間に適用除外がなかったことになります。ですから、四街道市は適用除外の法的効果がないまま、その終了まで埋立てを許した。間違いありませんか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) 今久保田議員がおっしゃったのは、ちょっと認識が違うかと思います。何が違うかといいますと、先ほど私がご答弁させていただきましたとおり、関野氏がつくって適用除外の添付書類はそろっていたと。添付書類がそろっていたということであれば、そろって特定事業の適用除外届出書には添付してございましたので、適用除外は有効であるというふうに捉えております。ただ、関野氏が証言したのは、その後施工計画書としてあつらえたもの、施工計画書自体は内容が適用除外の添付書類と同じようなものですけれども、施工計画書自体は提出の必要がございませんので、それは後づけで作成したという証言だったかと思います。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 後づけというのは、書類が完璧ではなかったと。完璧でない書類に対して、何で許可ができますか。ですから、私が言わんとするのは、本件適用除外の当時、佐渡市長は四街道市長であるから、善管注意義務を負っていた。業者の百条委員会での証言どおりであれば、佐渡市長には適用除外を理由とする善管注意義務違反が認められる。ということは、佐渡市長は四街道市に対し、善管注意義務違反に基づく債務不履行責任を負う。市長、どうですか、これ。 ○成田芳律議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 一挙に第3番目の住民監査請求のほうにご質問が飛んだと思いますけれども、先ほどから部長がご答弁しておりますとおり、特定事業の許可の適用を除外するという届出、この届出の添付、それに添付しなければいけないいろんな書類等があるわけですが、その中には施工計画書というのはないのです。ですから、許可の適用除外を届け出るに当たっては、様々な図面等々のそういう添付書類が必要になるわけであります。ですから、適用除外の届出をして、私それに決裁をしましたが、要は施工計画書という形では添付する必要書類に規則上はなっていないので、私としてはそこで善管注意義務を怠ったとは思っていません。あくまでも、例えば位置図、平面図、断面図、土量計算書とか、そういう添付書類がそろっていれば適用除外届はできるというふうに思っていますので、その点に関して善管注意義務というのは私はちゃんと果たしている、通常の注意義務は果たしていると思います。  ただ、住民監査請求に関して、監査委員さんが今監査していますので、監査中である中で、監査委員のいろんな監査中のそういうことに関して、いろいろ具体的なコメントはこの程度を最後にして、あとは監査委員さんの監査結果、これを注目してまいりたい、このように思います。  以上です。 ○成田芳律議長 傍聴している方に申し上げます。議場内ではご静粛にお願いいたします。なお、議事につきまして、ジェスチャー含め可否を表明し、また騒ぎ立てることは禁止されておりますので、ご静粛に願います。なお、議長の命令に従わないときは、地方自治法第130条第1項の規定により退場を命じますから、念のため申し上げます。  久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 関野氏本人は、証言を拒んだ場合、6か月以下の禁錮または10万円以下の罰金が科せられることになっております。その中で彼が言ったこと、施工計画書は後づけでつくったと、申し訳ないと思ったと。そして、廃棄物対策課の花島課長の指示により、事前につくるべき施工計画書を平成29年3月から作成したと、なおかつこういうことをしていいものかと思ったと、業者がそう思っているわけですから。私から言わせると、四街道市の廃棄物対策課が絡んだ、これは大きな事件ではないかと思っています。この件については以上です。  次、3番、鉛が搬入路より出てきて中断になっているが、その後の予定を伺う。これ前回30本のくいを打つ予定が中止になったが、令和3年3月議会で議決した次期ごみ処理施設整備事業7,219万4,000円の予算に対して、これ中止になっていますので。これ中止になったけれども、幾ら使ったのか、差額はどうなったか、ちょっと教えていただけますか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  この7,219万4,000円につきましては、次期ごみ処理施設整備事業の全体の予算でございますので、それを前提にちょっとご説明させていただきます。今年度の当初予算として、3月に議決された次期ごみ処理施設整備事業費7,219万4,000円のうち、埋土層などにある地下水調査等を行う地下水状況調査等業務委託料の予算額が4,295万1,000円でございますけれども、こちらにつきましては議員仰せのとおり調査計画の再構築を行う必要が生じたため、執行はしておりません。  また、既存観測井戸の地下水モニタリング調査委託料として301万4,000円、土壌等調査計画立案業務委託料として49万5,000円を契約しております。なお、その他の経費と今申し上げた2件の契約額を合計し、1,723万円を執行しておりますことから、7,219万4,000円に対して差額は5,495万円、こちらは執行してございません。  以上でございます。    〔何事か言う人あり〕 ◎環境経済部長麻生裕文) すみません。失礼しました。差額は5,496万円でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 私が昨年から議会に来ていろんな質問をしていますけれども、現場のほうは一向に進展しないのです。本当に不思議なぐらい。一進一退ではないのです。また1歩下がり、また1歩下がり。先ほどここの金額聞きましたけれども、今まで土壌検査代とか深度調査代とか、この件によって裁判やっていますよね、その弁護士費用に対する手付金とか印紙代入れて。私の計算は、1億2,000万円ぐらいかかっているのです。それで、昨日吉岡の関連事業、これが1億6,000万円、水道事業が1億1,000万円、3億円以上かかっているのです、吉岡で。びっくりしました。そして、何も現場進展していないの。本当に進展していない、むしろ下がっているの。そして、この間説明がありましたように次の計画関係ですか、あれも8月30日全員協議会で発表あったのとあまり違わないのです。ということは、県のほうに打合せしていますか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  全員協議会でもご報告申し上げましたけれども、県の関係部署には10月13日に相談にお伺いして、県のほうが実際に入れた再生砕石の経緯とか、本当にそれを入れたのか、またほかには混ざっていないのかとか、そういうものを調べなければ判断できないねというようなアドバイスをいただいたことから、今関係業者等を調べております。そして、その結果を基に、県のご相談は継続中でございますので、そちらを持ってまたお伺いしたいというふうには考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 のんびりしたような形で、何か嫌々ながらやっているような感じがするのです、私は。  もう一点、令和3年12月一般会計補正予算では、地下水モニタリングで令和3年から令和4年にかけて408万1,000円が計上されていますよね。これは、県のほうと相談なさっているのですか。どうですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  こちらは、県のほうにご相談申し上げているのですけれども、市のほうの判断として、さきの全員協議会でもご報告申し上げましたけれども、これから砕石混じり層の部分に10メーターメッシュないし30メーターメッシュでボーリング調査を行わなければいけませんので、それとその宙水の調査とかぶる部分があったりすると、また手戻りになってしまいますので、そこの部分をはっきりさせて、宙水の調査と鉛の砕石部分の調査を一体的に、効率的に、経費も縮減を目指してやっていきたいという市側の考えもありますので、一旦そこの部分については保留にしているというところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 県のほうが絡んでいますので、よく打合せしながら、3月ぐらいからこういう話をしているのです。もう12月です。それまで一体何しているのだろうかというふうな気がしないでもないのです。その点ひとつよろしくお願いしておきます。  では、次に行きます。住民監査請求について。請求の原因は、四街道市の次期ごみ処理施設用地に契約違反の大量かつ汚染された土砂が埋められた事件について、四街道市長としての善管注意義務を怠った佐渡市長に対して、債務不履行に基づく損害賠償金を支払うよう請求することの勧告を求めてあるということです。これに関しては、土壌汚染を招いたのは吉岡の埋立て工事を公共事業だと違法に解釈し、残土条例の適用除外を行ったためであると書いてあります。これに関して、四街道市監査委員の任期が長過ぎるのではなかろうかという住民の声、市民から請願書が提出されたこともあります。その点大丈夫かなと私は思っております。  損害額は、過剰かつ汚染された土砂の撤去に要する費用20億4,700万円、また四街道市の次期ごみ処理施設等の建設に不可欠な範囲及び内容に限定して実施する土壌汚染対策工事及び地下水モニタリング等に要する費用16億3,316万円、今言いましたようにいずれかが認められるべきだと佐渡市長に対しての請求額が上がっているそうです。これに対して監査委員のほうからは、なかなか答弁、秘密厳守ということを聞いていますので、それで私がお伺いしたいのは、令和3年3月定例会において四街道市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例で、損害額は裁判所が20億円払えと言ってもマックス5,000万円までと決まっています。この住民監査請求にも適用されると思います。まさしく適用除外とはならないと思っています。  それで、市長、最後にこの項目でお尋ねしたいのは、こういう事件になっておりますので、市長、俺は悪くないとか、全て業者が悪いとか、担当部署が悪いとか、どれだと思いますか。 ○成田芳律議長 市長、佐渡斉さん。 ◎市長(佐渡斉) 今3つの選択肢の中からどれでしょうかというようなご質問だと思いますが、先ほどもご答弁いたしましたが、そろそろ監査委員の監査結果が出る時期だと思います。先ほどその結果を注目したいとご答弁して、これ以上の、先ほど善管注意義務に若干触れましたけれども、これ以上の答弁は差し控えると申し上げたところでございます。今久保田議員がおっしゃられました3つの選択肢、これはどれを選択するとか、そういう答弁も差し控えたいと思います。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 ぜひ聞きたかったのですけれども、俺が悪い、全て業者が悪い、担当部署が悪い。結論からいえば結果が悪いですから。この結果が悪いは、誰が責任取るかなと私は思っています。誰も責任取らなかったら、責任部署はありませんから。そういうことです。  では、次に移ります。再質問です。みそら小学校では、123名のうち13名が外国人、約1割が外国人だ。四街道市小学校先生の中でペルシャ語を話せる人はおりますでしょうか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  現時点で四街道市内小学校にペルシャ語を話せる教員はおりません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 それはそうでしょうね。英語でさえ話せない人がたくさんおる中、ペルシャ語を話せと言っても無理だと思うのです。みそら団地の中でもかなりアフガニスタンの方がおられるのです。ですから、そういう窓口がどこか市の中で、あるいは教育委員会でやれと言っても、これ私は無理だと思っているのです。市の中でそういう対応ができる部署があれば非常に助かるなと思っております。ペルシャ語を話せないときは、どういう具合な対応をされていますか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  先ほど教育長が答弁でもお答えしたとおりでございますが、多言語自動翻訳機、こちらを今年度配備しておりまして、それを活用して意思疎通を図っているというところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 その翻訳機は、十分活用できていますか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  各学校に1台及び指導課に1台ということで、全部で18台ございまして、全て活用しているということでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 みそら小学校にもありますか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  みそら小学校にもございます。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 ちなみに、何台ありますか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  各学校1台ずつということになってございます。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 再質問の2番目、義務教育だから小学校ぐらいは給食費無料にしたらと思うが、どうですか、この辺は。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  学校給食費についてですが、学校給食法第11条第2項において施設、設備に要する経費並びに学校給食の運営に要する経費につきましては、設置者である自治体等が負担し、それ以外の経費は保護者負担とされてございます。保護者の皆様には引き続きご理解をいただき、ご負担いただくことはやむを得ないと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 ちょっと古い話になりますけれども、我々が小学生の頃は弁当だったのです、今にして思えば。まだ戦争が終わったばかりだったものですから、中には弁当を持ってこられない子もいたのです。そういう子はどうしていたかというと、お昼休みになれば木陰でたたずんで我慢していたと。それを見かねた先生がその子に、分からぬように弁当を渡していたという話も美談で聞いております。ですから、その意味で私聞いたのですけれども、今は給食だといういうことですので、分かりました。  あと、3、4、5とあるのですけれども、これは私の要望です。もしよければ、答えられる範囲であれば答えてほしいと思いますけれども、一応要望です。外国人向けの通訳等のサービスの窓口設置が必要と思うが、いかがか。さっき私言いましたよね、教育委員会だけでは、これはとても無理だと思う。市のほうでそういうサービス、アフガニスタン、かなり来ていますので、そういうサービスを設ければ私いいかなというふうに思います。  4番、外国籍の方は、同胞同士でどうしても集団になるが、地域住民との接点が少ない自治会活動、住民サービスの情報、子供のPTA活動で外国籍の方も関わりが持てるようにしてほしいというところですけれども、ここはアフガニスタンの方が来られましたと、そして教育委員会に行きましたと、そして教育委員会の人が一緒に学校に行きましたと、日本の教育はということで説明されると思うのですけれども、そこでできましたら自治会に連れてこられたらどうかなと思わんでもないのです。非常に小学校との縁は深いものですから、いろんなまつりごととか、社会見学とかいうのをみそら自治会で小学校に対しての講演もしているのです。社会見学といいますか、社会勉強といいますか、校外学習でやっているのです。そのときにアフガニスタンの方も来られて、非常に流暢な日本語をしゃべっておられるのです。だから、自治会活動の中に我々ももし参加させていただければ、それなりに興味を持ってやる人が数多くいると思いますので、どこか頭の中の隅にでも入れておいていただけますでしょうか。  5点目、来日したばかりの頃は、交通ルールが身についていない。交通ルールを保護者共々指導する必要があるが、いかがかということなのです。確かに日本では当たり前のことですよね。赤は止まれ、黄色は注意しろ、青は進め、この辺がやっぱり分からない方も中にはいるのではないかと思っているのです。だから、この辺も踏まえて全体にしていただければと思うのです。自治会活動のほうに参加すれば見守り隊の方なんかもおられますので、こういうのを一緒に勉強できるかと思うのです。  最後に、私がこれはいいなと思ったのは、アフガニスタン人で小学校を卒業し、中学校を卒業し、高校入試、もちろんペルシャ語ではないのです。日本語での高校入試、見事合格し、通っている子がおる。これは本人の努力もあるけれども、教育委員会をはじめとする学校関係者の努力のたまものだと私は思っています。外国籍の方が日本に来てよかったと思う教育をこれからもひとつよろしくお願いしたいと思っております。どうも皆さん方、ご答弁ありがとうございました。  これにて私の一般質問を終わらせていただきます。 ○成田芳律議長 以上で久保田敬次郎さんの質問を終結します。  後刻速記録を調査の上、適当な措置を講ずることといたします。  暫時休憩します。    休憩 午後 2時06分    再開 午後 2時25分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○成田芳律議長 引き続き一般質問を行います。  10番、西塚義尊さん。    〔西塚義尊議員登壇〕 ◆西塚義尊議員 議席番号10番、公明党の西塚義尊でございます。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  大項目1、障害のある方への支援。  ①、四街道駅ホームドア設置要望の現状について。これまでにも何度か四街道駅ホームドア設置について質問させていただいております。JRでは、1日当たりの利用者数が10万人以上の駅について優先的に設置を進めているとのことですが、盲学校や点字図書館、視覚障害者訓練施設の最寄り駅にも設置を推進するとしています。県立盲学校を擁する四街道駅では、視覚障害者の利用が少なくありません。実際にホームから転落した経験がある視覚障害者にお話をお聞きしたこともあり、四街道駅へのホームドアの設置を強く要望されておりました。  そこで、JRへの要望は具体的にどのように行っていて、JRからはどのような回答をもらっているのかお聞きいたします。  ②、音響つき信号機の設置について。音響つき信号機は、視覚障害者にとって安全に道路を横断するために欠くことのできないものです。特に四街道市内には多くの視覚障害者がお住まいになっており、また通勤や通学で市内に来られる視覚障害者も多くいらっしゃいます。そのような環境から、県内初の高度化PICS信号機が試験運用されたことも記憶に新しいところです。視覚障害者がおやしき通りの美しが丘1丁目交差点を利用しており、既存の信号機に音響装置を新たに設置してほしいとの声が届いていますが、音響つき信号機を設置するための基準にはどのようなものがあるかお伺いいたします。  ③、ヘルプマークの普及について。義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方など、外見からは判断できないが、援助や配慮を必要としている方々が周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくするために作成されたのがヘルプマークです。四街道市でも2019年8月からヘルプマークの配布が始まりましたが、これまでの千葉県から市への配布数と市民への配布数を伺います。  大項目2、防災、減災への取組。  ①、感震ブレーカー設置費用の補助について。阪神・淡路大震災、東日本大震災において出火原因の特定された火災のうち、過半数が電気関係の出火によるものと言われています。電源が入ったままの状態の電気ストーブやアイロンなどの電気機器が、停電から電気が復旧することによって、接していた可燃物を過熱して出火することを通電火災といいます。この通電火災を防ぐ対策として有効なのが、設定値以上の揺れを感知したときにブレーカーを自動的に停止させる感震ブレーカーの設置です。この感震ブレーカーの設置費用の補助を行っている自治体がありますが、四街道市でも実施すべきと考えますが、いかがでしょうか。  ②、長期停電への市と市民の備えについて。2年前の台風被害では、四街道市も長期間にわたり停電した地域がありました。停電に備えた市の取組と市民への啓発はどのようなものがあるか伺います。  ③、災害の正確な実態把握と市民への迅速な情報発信の取組について。2年前の台風被害のときに市民の皆様から厳しく指摘されたことが、防災無線が聞こえない、広報車が何を言っているのか分からないといった災害についての情報に関するご意見でした。災害が起きたときに市民が最も欲しがるのは正確な情報ですが、市の取組についてどのようなものがあるか伺います。  大項目3、SDGsについて。  ①、エシカル消費の推進について。SDGsの12番目、つくる責任、つかう責任では、人や社会、環境に配慮した消費行動、エシカル消費の普及に取り組むことが示されていますが、四街道市として取り組んでいることにはどのようなものがありますでしょうか。  ②、ゼロカーボンシティ宣言の具体的な取組について。2020年7月に四街道市はゼロカーボンシティ宣言を表明し、2050年、二酸化炭素排出量実質ゼロに向けて取組を開始しました。  そこで、目標に向けて具体的な数値を明確にすることが必要となってきますので、現在のCO2排出量と削減目標をお伺いします。  大項目4、施政概要から。  1、防災行政無線のシステム更新について、これまでのシステムとの違いと市民サービス向上につながる改善点の詳細を伺います。  2、災害時緊急情報の配信サービスについて、申込み可能な市民の基準について詳細を伺います。  以上、壇上からの質問とさせていただきます。ご答弁のほどよろしくお願い申し上げます。
    成田芳律議長 西塚義尊さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  市長、佐渡斉さん。    〔市長 佐渡 斉登壇〕 ◎市長(佐渡斉) 私からは、第1項目、障害のある方への支援のご質問に順次お答えいたします。  初めに、1点目、四街道駅ホームドア設置要望の現状についてでございますが、JR東日本において令和14年度末までの東京圏におけるホームドアの整備に関し、1日10万人以上の利用がある330駅を優先的に整備する計画が示されているところでございます。  四街道駅においては、この基準を満たしておらず、優先整備の対象ではありませんが、市内に所在する県立盲学校や視覚障害者総合支援センターちばの利用者が乗降することから、昨年度に引き続き千葉県及び県内関係自治体で構成する千葉県JR線複線化等促進期成同盟を通じて、まず11月5日にJR東日本千葉支社、次に11月24日にJR東日本本社に要望しております。なお、JRからの個別具体的な回答は現在までもいただいておりません。  続きまして、2点目、音響つき信号機の設置についてでございますが、音響つき信号機を設置するための基準については、視覚障害者用付加装置に関する設置・運用指針の中で、設置場所と音源の位置の基準が示されております。設置場所につきましては、視覚障害者の利用頻度が高い駅や市役所、視覚障害者団体等がある施設、特別支援学校等の周辺、視覚障害者の利用が見込まれる横断歩道等となっております。また、音源の位置につきましては、横断歩道の幅員内の中央で横断歩道の両端に設置することと示されております。なお、本装置の設置運用に関しては、視覚障害者団体をはじめ地域住民等に対し、その有効性や運用方法等を事前にご理解を得て設置されるものでございます。  続きまして、3点目、ヘルプマークの普及についてでございますが、千葉県から令和元年度及び2年度に300個ずつ、令和3年度は200個の合計800個が配布され、令和元年度に197個、令和2年度に60個、令和3年度は11月1日現在で97個の合計354個を希望された市民の方に配付いたしました。  私からは以上でございます。他のご質問につきましては、それぞれ担当部長よりご答弁をいたさせます。どうぞよろしくお願いします。 ○成田芳律議長 危機管理監、澤畠博さん。    〔危機管理監 澤畠 博登壇〕 ◎危機管理監(澤畠博) 私からは、2項め、防災、減災への取組及び4項め、施政概要からについて順次お答えいたします。  初めに、1点目の感震ブレーカー設置費用の補助についてお答えします。感震ブレーカーの通電火災に対する有効性については評価ができるものであり、設置補助を実施している自治体があることも承知しております。しかしながら、他方では欠点として、建物内全ての電源の供給を強制遮断するため、夜間には照明が点灯せず暗闇になってしまうことや、テレビ、ラジオ等から情報が取得できなくなってしまうことで避難行動に支障が生じること、あるいは人工呼吸器などを使用している家庭では生命の危険となることなどが指摘されています。そのようなことから、設置については個々の状況により判断すべきことであると考えます。したがって、現在のところ補助については考えにくい状況であり、今後機器の特性、他自治体の動向などを注視してまいりたいと考えております。  次に、2点目の長期停電への市と市民の備えについてお答えいたします。停電に備えた市の取組ですが、令和元年の房総半島台風による停電被害の教訓から、令和2年12月に電力事業者と重要施設の優先復旧や電源車の優先配置並びに停電復旧作業に支障となる障害物の除去や情報取得に関する連携等を主たる内容とした協定及び覚書を締結しております。また、本年9月には自動車メーカー1社と電力の外部供給が可能な電動自動車の災害時における貸与に関する協定を締結しました。今後も電力事業者との密接な連携を継続するとともに、市独自で同種の協定の締結をさらに推進するなど停電対策に取り組んでまいりたいと考えております。なお、市民の皆様には災害時に限らず平時の停電対策における自助としても、懐中電灯やLEDランタン、携帯電話やスマートフォンの予備電源及び電池式のラジオ、できれば家庭用発電機などを備えていただきたいと思います。市としても、それら備蓄を推奨するための啓発活動を継続してまいります。  次に、3点目の災害時の実態把握と市民への情報発信の取組についてお答えいたします。令和元年の風水害時の教訓から、災害時においては市独自のパトロール、消防・警察情報、市民の通報、関係機関からの情報等から被害の実態を把握した上で、正確な情報を迅速に配信することは、市民の皆様の適切な行動を促すことや不安を和らげるためにも非常に重要なことであると認識しております。そのため、防災行政無線、メール配信よめーる、防災行政無線情報提供サービス、防災情報ツイッター、ヤフー防災速報、ライン、フェイスブック、Lアラート及びケーブルテレビ296などのほか、自治連絡員の派遣、市広報車・消防団の巡回広報、市内郵便局の掲示板活用など、様々な手段により迅速に情報を配信することに努めている現状です。しかしながら、ご指摘のとおり防災行政無線や広報車による情報配信は、その特性から悪天候時などでは聞き取りにくいことがあります。そのため、市民の皆様には自助の一環として携帯電話やスマートフォンを活用し、自ら情報を取得することに努めていただくことをお願いしているところです。  次に、4項めの1点目、防災行政無線のシステム更新についてお答えいたします。まず、これまでのシステムとの違いでございますが、最も違う点は、新たなシステムは親機がノートパソコン等により場所を問わず情報の発信が可能となったことでございます。これまでのシステムは、庁舎に設置された親機を介して自営の無線網からの情報発信であったため、庁舎が被災した場合は情報が配信できなくなるおそれがありましたが、新たなシステムでは携帯電話通信網を利用しているため、インターネット利用が可能な環境下では場所を問わずに情報の配信が可能となりました。したがって、従来に比べ、新たなシステムは災害に強いシステムと言えます。  また、市民サービスの向上の観点では、これまでそれぞれ別の操作が必要であったよめーるやSNS等の配信が新たなシステムでは同時配信ができるため、より迅速な情報配信が可能となりました。さらに、令和4年1月11日より受付開始いたしますが、事前登録により固定電話やファクスに災害時緊急情報を配信するサービスが可能となります。  次に、2点目、災害時緊急情報の配信サービスの詳細についてお答えいたします。まず、配信する情報は避難指示などの避難情報、弾道ミサイルや大規模テロなどの国民保護情報及びその他生命に関わる緊急の情報でございます。なお、配信は固定電話やファクシミリに配信するもので、事前登録制であり、登録できる方は視覚や聴覚に障害のある方や防災行政無線が聞こえにくいなどの難聴地域にお住まいの方で、携帯電話やスマートフォンを有していない方を対象とさせていただいているものでございます。  私からは以上です。    〔何事か言う人あり〕 ◎危機管理監(澤畠博) すみません、一部答弁を修正いたします。感震ブレーカーの設置費用の補助についてという答弁の中で、「電源の供給を強制遮断するため」と言いましたけれども、「電気の供給を強制遮断するため」ということで修正をさせていただきます。すみませんでした。  以上です。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長麻生裕文) 私からは、第3項目、SDGsのご質問について順次お答えいたします。  初めに、1点目のエシカル消費の推進についてでございますが、本市におけるエシカル消費に係る取組といたしましては、市役所を一事業者として位置づけ策定いたしました地球温暖化防止実行計画(事務事業編)の中で、再生紙やエネルギー消費効率の高い製品の購入など、環境面に配慮した消費行動に努めているところであります。また、エシカル消費の推進に向け、庁舎内での障害者就労支援施設による物品販売や市役所駐車場を利用した朝市での市内で生産された農産物等の販売など、エシカル消費の場の提供に協力しているところでございます。  次に、2点目のゼロカーボンシティ宣言の具体的な取組についてでございますが、市ではゼロカーボンシティ宣言に基づく取組に当たり、まずは市全体における二酸化炭素などの温室効果ガス排出量の把握及び目標とする削減量を設定する必要から、国が地方自治体向けに公表しているCO2排出量推計データを活用し計算したところ、市全体の年間の排出量については46万2,000トン―CO2で求めたところでございます。また、国においては2030年度における温室効果ガス削減目標を対2013年度比で46%削減を目指しており、本市においても同様の削減値を見込んだ場合、2013年度の排出量57万4,000トン―CO2に対して46%削減の計算を行いますと、2030年度における目標削減量といたしまして26万4,040トン―CO2を求めたところでございます。したがいまして、今後はこの目標値の達成に向けた温室効果ガス削減のための施策を打ち立て、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  私からは、以上でございます。 ○成田芳律議長 再質問はありませんか。  西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 ご答弁、大変ありがとうございました。それでは、順次再質問をさせていただきます。  まず、第1項目、障害のある方への支援の①、四街道駅ホームドア設置要望の現状についてから再質させていただきます。まず、壇上のご答弁の中で、JRから個別具体的な回答はこれまでないというようなご答弁をいただきましたけれども、これはJR側からは通例的に個別には回答いたしませんとかそういう内容になっているのか、このホームドアの件に関してはまだ回答をもらったことがないのか、その辺ちょっと教えていただけますでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  こちらの千葉県のJR線複線化期成同盟、そちらのほうに要望しているものにつきましては、時刻の繰上げとか時間の延長ですとかそういったところと、あと施設で今回のホームドアの設置要望とか多岐にわたって要望しているところでございますけれども、個別に文章とかで回答というのはございませんで、時刻の関係ですと、時刻の改正等で要望のほうが達成できているというようなところで、具体的な回答があるというところは特にございませんけれども、この期成同盟の会議等が事務担当会議みたいなものもございますので、そういった中で具体的に個別に回答があるものについては、どれというところは今具体的には申し上げるところはございませんけれども、そういったことで何かしらJRからの回答といいますか、そのようなことがあった場合には、そういった会議の中で示されるということもあると伺っています。  以上です。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 ありがとうございます。ということは、例えば時刻の改正に関して言うと、時刻の改正に対してこちらが要望したとしたら、JR側が例えば来年の4月にダイヤ改正をしますという発表をすることによって、要望した側は知るという形になるという理解でよろしいのでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  各関係団体のほうに直接というところはございませんで、やはり私たちが知るというところになりますと、今申し上げたとおりダイヤ改正ですとか、そういったところで知るというところがございます。  あと、先ほども申しましたとおり期成同盟の中で、会議等の中で分かった場合には、そういった情報の提供をいただいているというところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 分かりました。そうしたら、期成同盟の会議の中で、もしかしたらホームドアが決まったよという情報があれば、その会議の中で知ることができるという感じですね。承知しました。  千葉県の県内のJR管内なのですけれども、今年度も何駅かホームドアが設置されました。このJR管内の設置状況と、設置された駅の1日の利用客数並びに四街道駅の現状利用客数をお伺いいたします。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  国土交通省の公表資料によりますと、千葉県内のJR線におけるホームドアの設置駅、こちらにつきましては、令和2年度末現在で成田線の成田空港駅及び空港第2ビル駅の2駅となっております。  また、令和2年度の1日当たりの平均乗車人数でございますけれども、JR東日本により成田空港駅が約1,900人、空港第2ビル駅が約1,500人、四街道駅が約1万7,000人と公表されているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 ちょっとそれ間違っていないですか。成田空港が1,900人、空港第2ビルが1,500人、1日の利用客数で、四街道駅が1万7,000人と今お伺いしたのですけれども、おかしくないですか。    〔何事か言う人あり〕 ◆西塚義尊議員 いや、でも四街道駅も1日の乗降客数で1万7,000人いらっしゃいますか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  ただいま申し上げた人数ですけれども、令和2年度の平均の乗車人数ということで公表されている人数でございますので、こちらの数字のほうには間違いはないというところでございます。ただ、令和2年度につきましては、やはりコロナの影響で乗車人数のほうが減っているというところでございますので、平成30年の数字もちょっと手元にございますので、そちらのほうをご紹介させていただきますと、平成30年の成田空港駅の1日の平均乗車人数ですけれども、こちらは約7,600人、空港第2ビル駅が約5,700人、四街道駅が約2万2,600人という数字で公表されているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 これがもし正しいのであれば、数的には四街道駅のほうが乗降は多いのかなというような感じなのですけれども、私ももう少しいろいろ詳しく調べてみたいなというふうに考えます。  あと、これは福祉サービス部長にお伺いしたいのですけれども、障害者団体等から市への要望とか要望の有無、四街道駅にホームドアを設置してほしいというような要望の有無と、またその対応についてお願いいたします。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  視覚障害者のホーム転落事故をなくすためのホームドアの設置につきましては、これまで社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会より設置要望のほうをいただいております。直近では、令和2年12月に要望書のほうが提出をされまして、担当部署を通じまして千葉県JR線複線化等促進期成同盟を通じて要望のほうを行っております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 分かりました。ありがとうございます。結局これは福祉サービス部のほうに視覚障害者団体から要望が来ると、それを経営企画部に通して複線化期成同盟に要望を上げるという、そういう流れということでいいですね。承知しました。  これもずっと私も何回か質問させていただいていて、ほかの議員さんでも四街道駅ホームドア設置要望に関しては、一般質問等でいろいろとご意見、質問させていただいているところなのですけれども、視覚障害者が特に多く利用する四街道駅の設置を推進するためには、ほかにどのような働きかけが必要なのかというのをちょっと確認させてください。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  ただいま申し上げました千葉県JR線複線化等促進期成同盟の要望のほかにも、千葉県市長会や知事との意見交換会などを通じまして県への設置要望を行ってまいりました。今後につきましても、様々な機会を通じまして設置要望の働きかけを続けてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 四街道駅に関しては、同じホームに停車する電車の車両編成の種類が非常に多いです。総武線の各駅停車だと4両編成あるいは6両編成、快速電車だと11両編成、15両編成、また特急電車が止まったりとか、非常に電車の車両編成の違いが多いので、ホームドア設置の技術的課題が非常に高いのではないかなというふうに考えております。駅のホームには内方線つきの点字ブロックの整備が進んで、ホームの内側、外側というのは分かりやすくなったのですけれども、過去に転落の経験のある方、これは前にもご紹介したことはあると思うのですけれども、6両編成の電車が到着したと思っていたら、実は4両編成の電車だったと。乗車しようと前に進んだ場所に電車がなかったので転落してしまったという、そういうことがございました。いわゆる内方線つきの点字ブロックがあったとしても、車両の編成によっては視覚障害のある方が乗ろうと思って前に進んだらそこに電車がないというような、そういう状況が生じているということでございます。  国土交通省のホームドア整備に関するワーキンググループの報告書をちょっと拝見させていただきました。ホームドアに頼らない転落防止策が喫緊の課題ということになっておりまして、ITとかセンシング技術を積極的に活用し、視覚障害者の方々に駅ホームを安全に利用いただくための対策の検討を行うとしております。新技術を活用した駅ホームにおける視覚障害者の安全対策検討会というものが設置されて、今年度中間報告をまとめていましたので、ぜひこれについても御覧いただいて、情報収集をよろしくお願いいたします。駅ホームドアに関しましては、今後も引き続き質問を続けさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  続きまして、②の音響つき信号機の設置についてなのですけれども、私紹介させていただいたのが美しが丘1丁目交差点をご利用されている視覚障害者の方からの声なのですけれども、市内ではほかに音響つき信号機の設置要望があるのかお伺いいたします。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  令和元年11月に社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会より音響式信号機につきまして、歩行時間延長信号機用小型信号機やスマホ等に対応して誘導音を24時間作動させることができるものの設置要望がございました。  以上でございます。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 その設置要望というのは、具体的にここの場所とかという、そういう場所の指定もあったのでしょうか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  場所については、特に指定はございませんで、そういう信号機を設置してほしいという要望でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 それと、先ほど壇上のご答弁の中で、この音響つき信号機の設置基準の中で、団体や地域住民の事前理解が必要というようなご答弁があったかと思うのですけれども、これについては、例えばつけてくださいというふうに、千葉県が管轄になるのかと思うのですけれども、申請する前に意思確認というか、意思統一、地域の住民皆さんが理解していますよとか、そういったものが必要ということでよろしいのでしょうか。ちょっと確認をさせてください。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えいたします。  先ほどご答弁した中にそのようなことを申し上げさせていただいたと思っているのですけれども、設置する前に、要は視覚障害者団体の皆さんや、四街道で言えば、例えば盲学校の生徒さんとか先生方とかに、事前にこういったものができると、運用の仕方はこういった運用ができますよと、そういったことを事前にお示しして、ご理解を得た上で設置するというふうになっておりますので、設置する前にはそのような確認がされるものと理解しております。  以上です。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 それは、視覚障害団体の方への説明で理解を得ることができると思うのですけれども、例えばつけたいなと考えている信号機の周辺に住んでいらっしゃる住民の皆様の理解を得るのは、これはどういった活動が必要になってくるのでしょうか。それは、要は市がやるのか、あるいは視覚障害団体がやるのか、設置主体になっている県がやるべきなのか、その辺は分かりますでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) そちらの説明についてでございますけれども、今まで市のほうでその設置に対して住民の方々に説明を行ったということは多分ないと思いますので、設置者である警察であるとか公安委員会のほうで説明がされるものと理解をしております。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 分かりました。これも視覚障害者の方のぜひ設置してもらいたいというようなご要望でしたので、実現に向けて私も頑張っていきたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。ただ、設置するのが県警であったりとか公安委員会ということですので、ちょっと働きかけ方も難しくなってくるのかと思うのですけれども、粘り強く対応していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  続いて、③のヘルプマークの普及についてお伺いいたします。現状の残数なのですが、漠と概算でいくと、今現状だと450個ぐらいあるのですか。県からの配布の合計が800個、それから市内での配布数が354個ということで、現状まだ450個ぐらいはあると思うのですけれども、ここまで3年間で300、300、200ということなのですが、次また何百か来るとかと、そういう予定はもうできているのでしょうか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  今のところ県のほうから、例えば来年度に何個配布するとか、そういう具体的な数のほうはまだ示されておりません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 分かりました。  続いて、このヘルプマークなのですけれども、ようやっと最近認知度、大分上がってきたかなとは思うのですけれども、まだまだ御存じない方いらっしゃるようです。このヘルプマークの認知度向上に向けて行っていることにはどのようなものがあるかお伺いいたします。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  ヘルプマークの認知度向上の取組といたしまして、庁舎内の窓口にポスターの掲示、それからチラシの設置を行っているほか、通行量の多いJR四街道駅の自由通路にもチラシのほうを設置して、さらに市政だよりや市ホームページを通じて広報のほうを行っております。今後も多くの方がヘルプマークのほうを認知していただきまして、援助を必要とされる方に多くの優しい手が差し伸べられるよう取組のほうを進めてまいります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 JR四街道駅にチラシを設置ということなのですけれども、これはラックに入れていらっしゃるということで。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) 自由通路に設置をしていますラックのほうにチラシのほうを置かせていただいております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 ありがとうございます。これは、ぜひチラシではなくて目につくポスターをどこかに掲示できればいいなというふうに考えていますので、その辺もぜひご検討いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  あと、市内循環のヨッピィに以前ヘルプマークの掲示をお願いしたいのですがということを要望させていただいたことがあります。前にヨッピィの中を見たら、ヘルプマークがくっついていました。掲示されていました。すごい、ちゃんとやってくれたのだと思ったら、実はあれ東京から持ってきていただいたバスだということで、そもそも東京がこのヘルプマーク、一番最初に取組を始めて、その中でああいうバスの中にもヘルプマークの掲示をしていたバスが四街道で今走っているという、そういう状況になっていました。これもぜひ強力に利用しながら、このヘルプマークの認知向上を図っていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  あと、配布するときにアンケートを記載していただいているのですけれども、このアンケートの内容、どういったものなのか教えてください。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  アンケートの内容といたしましては、利用される方の心身の状態、ヘルプマークを知った場所や使用目的、どのような援助や配慮が必要か等でございます。今年度これまでに回収したアンケート97件の結果では、心身の状態で多かった回答といたしましては、身体障害が36件、精神障害が27件、知的障害が20件でございました。ヘルプマークを知った場所で多かった回答といたしましては、他人がつけていたと、あと自治体の役所がそれぞれ28件でございました。使用目的として多かった回答といたしましては、周囲へのアピールが64件、公共交通機関に乗るためが28件でございました。どのような援助や配慮が必要かという設問で多かった回答といたしましては、声かけ、理解や見守り、手助けが55件、緊急時の連絡が14件でございました。  以上でございます。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 分かりました。ありがとうございます。  ちなみに、身体障害者36件ということなのですけれども、この中には視覚障害であったりとか聴覚障害という方も含まれていらっしゃるのでしょうか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  そういった方も含まれております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 分かりました。ありがとうございます。  大項目1は以上で、続いて大項目2、防災、減災への取組の再質問に入らせていただきます。①の感震ブレーカーの件なのですけれども、こちらはちょっと要望させていただきたいのですけれども、地震時等の電気火災の発生、延焼等の危険解消に取り組むべき地域という指定があるそうです、国が指定されている。まだ具体的な指定地域はないそうなのですけれども、それとは別に都市計画法に基づく防火地域、準防火地域に指定されている地域では設置を推進すべきというふうに考えております。特に住宅が密集しているような地域では、地震の後の通電火災によって1件の火災が起きると、それがどんどんと周りに延焼してしまうということも予測されますので、そういった地域、特に中心に、先ほど危機管理監のご答弁の中では、やはり個々の状況で判断していくべきだというようなお話がございましたけれども、そういった住宅密集地域には、補助があるのないのは別として、感震ブレーカーの設置は非常に有効だということはご理解いただけていると思いますので、この設置をぜひ推進していただければなというふうに思いますので、よろしくお願い申し上げます。  続いて、②の長期停電への市と市民の備えについての再質問なのですが、蓄電とか、あと自家発電によって市役所機能を限られた電力で維持するためには、電力供給の優先順位をつける電力トリアージというのが必要だと考えますが、市としてはどのような順位で備えているか、お願いいたします。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  現庁舎の自家用発電設備につきましては、災害対策本部やサーバー室、あと防災無線設備、あと消火設備、それと電話交換機などに電力を供給しているところでございます。今後新庁舎は、これらに加えまして、非常用照明や給排水設備機器、それと執務室や共用部の一部など、停電時において市役所の機能維持に必要な電力、こちらを供給する計画となっております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 ありがとうございます。ちなみに、この電力トリアージという考え方で、市の災害時の停電、自家発電とか蓄電による電力供給を電力トリアージという意識で計画を立てられたという認識でよろしいですか。そういうのはなくて、まず優先的にこれという感じ、必要なのはこれだからというようなところなのでしょうか、ちょっとそこだけ確認をお願いいたします。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  電力トリアージの優先順位というところでの考えを基にというご質問ですけれども、庁舎を維持するという観点から必要となる設備について、それらの機能の維持に必要な電力の供給ということで計画を立てているところでございますので、それらの考えも含めて建設の計画をしているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 分かりました。危機管理監の先ほどのご答弁の中で、本年9月に自動車業者と電気自動車、電源として使えるということで、電気自動車の貸与についての協定を結んだというご答弁がございましたが、電気自動車を公用車として採用して、非常時に避難拠点の電源確保として備えている自治体もございます。四街道市でも公用車を電気自動車にする必要があるのかと思いますが、お考えはいかがでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  電気自動車の採用につきましては、CO2削減効果や災害時の電源利用など、その必要性については十分認識しているところでございます。新庁舎建設に伴いまして、電気自動車の充電が可能なコンセントの設置、これを複数箇所計画しておりますので、庁舎整備後、公用車の更新と併せまして電気自動車の導入について検討していく必要があると考えているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 分かりました。ご検討をよろしくお願いいたします。  続いて、大項目3のSDGsについてお伺いいたします。まず、エシカル消費の推進についてなのですけれども、このエシカル消費ということ、市民への周知と普及について何か取り組む予定はあるかお伺いいたします。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  エシカル消費、倫理的消費とも申しますけれども、そういう言葉や概念は、現状においては認知度は低いと、まだ高くないと考えておりますけれども、持続可能な社会の形成に当たっては、消費者の認識と行動が必要不可欠であると捉えております。例えば福祉作業所で作られた商品やフェアトレード製品、フェアトレード製品は開発途上の生産者や労働者の生活改善と自立を目的とした公正な貿易の仕組みの中で作られた製品でございますけれども、そのような製品の購入、あるいは3R、リデュース、リユース、リサイクルと、こういうものに関する取組など、消費者が日常生活の中ですぐに実行に移すことができる内容につきまして、広報や市ホームページを通じて周知を図って、エシカル消費の普及といいますか、理解を深めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 ありがとうございます。なぜこういうことを聞くかというと、いわゆる知らず知らずのうちにエシカル消費をしてくださっている消費者、市民の方もたくさんいらっしゃると思うのです。このSDGsを推進していくに当たって何が大事かというと、先ほど部長がおっしゃったとおり、意識の中にSDGsということが意識づけされることが非常に重要だというふうに、私もそういうふうに考えていますし、SDGsの取組の中でもそういったことがうたわれております。自分の消費行動が、これがSDGsにつながっているのだということをやはり市民の皆様に多く広まっていただきたいというところから、市としてもこういった商品を購入することによって、SDGsにつながるのだよというようなことをどんどんと周知していただければなと思って質問させていただきました。よろしくお願いいたします。  それから、ゼロカーボンシティ宣言の具体的な取組についてからなのですけれども、ちょっと確認させてください。先ほどの壇上答弁の中で、国の2030年の目標が2013年のCO2排出量から46%削減するということで、四街道市は2013年が57万4,000トンだったというご答弁がございました。その前に、CO2の排出量の推計データが年間46万2,000トンというところだったのですけれども、これは2013年から直近までで10万トン近く、これは削減されているということでよろしいのでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  西塚議員もご紹介いただきました、私どもも自治体排出量カルテのほうからこのデータは取らせていただいたものでございますけれども、国のほうで、ちょっとそこの削減された要因というのは説明されていないわけでございますけれども、平成25年が57万4,000トンで、平成30年は46万2,000トンということで当市の場合、国のほうで計算していただいておりますので、25年から比べると削減されているというような結果でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 先ほどちょっと麻生環境経済部長も触れていただいたのですけれども、自治体排出量カルテの活用を環境省が推奨されているのですけれども、では四街道はこれを活用しているという認識でよろしいですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。 ◎環境経済部長麻生裕文) お答え申し上げます。  おっしゃるとおり、自治体排出量カルテを市で独自に今どれぐらいかというようなCO2の排出量を算定するのはなかなか困難でございますので、このカルテを使用して、そこを基準に事業所でどれぐらい削減するのか、または自動車でどれぐらい排出を削減するのかというところを定めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 ありがとうございます。ちょっと要望にはなっていくのですけれども、いわゆる森林等でCO2吸収による温室効果ガスの除去も実質ゼロに向けた取組になりますので、緑を増やすということも前向きに検討、実行していただきたく要望させていただきたいと思います。  そして、いわゆる努力しても、どうしても削減できないCO2をほかの場所で埋め合わせること、これをカーボンオフセットと言うそうです。このカーボンオフセットに関して言うと、今現時点では企業の取組としての認識が非常に強いのですけれども、将来的には自治体間であったりとか、国家間での取組に発展していくのではないかというふうに思っていますし、ちょっと調べてみたところ、そういった動きもあるというふうになっておりました。カーボンゼロシティ宣言をした四街道市が先頭に立って、ほかの自治体のCO2も吸収できるような取組にまで押し上げていただきたいなというふうに思っております。このカーボンオフセットの基の考え方になっていくのにカーボンプライシングというものがございまして、このカーボンプライシングとかカーボンオフセットの取組については、今後も継続して質問していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それで最後、施政概要からなのですけれども、施政概要の2番目の災害時緊急情報サービスの配信サービスについての基準の中で防災行政無線の難聴地域が含まれておりましたけれども、この難聴地域というものをどのように設定するのかだけちょっと教えてください。 ○成田芳律議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) お答えします。  難聴地域の設定の要領ですけれども、市民からの通報に基づいた市の職員の現地での確認、それから同様に区、自治会からの要望、それから市全般として住宅が今どんどん広がっていますので、そういう市全体の状況、そういうところを考えながら難聴地域を決めていきたいというふうに考え、実際にそのように今行っているところです。 ○成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 分かりました。ありがとうございます。ということは、市民の方がいわゆる聞こえませんよというような通報があったら、実際にその現場に職員が出向いていって、本当に聞こえないなとか、いや、これは聞こえるではないかというような判断をされるという認識でよろしいですか。 ○成田芳律議長 危機管理監、澤畠博さん。 ◎危機管理監(澤畠博) お答えします。  職員は、そのたびに現場に行って確認をしております。  以上です。
    成田芳律議長 西塚義尊さん。 ◆西塚義尊議員 ありがとうございました。様々質問させていただきました。それぞれ私のほうにいろいろ声を届けていただいたことを中心に質問をさせていただきました。今後も粘り強く市民の生活向上、安心安全のために努力していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。私の一般質問は以上で終わります。 ○成田芳律議長 以上で西塚義尊さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 3時26分    再開 午後 3時45分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○成田芳律議長 引き続き一般質問を行います。  18番、岡田哲明さん。    〔岡田哲明議員登壇〕 ◆岡田哲明議員 議席番号18番、会派志誠会の岡田でございます。通告に従って一般質問をさせていただきます。  まずは、質問事項1、新型コロナウイルス感染症対策への取組から。比較的感染症数の増加は、今のところ増加傾向が顕著であった千葉県を含めた都心や北海道、沖縄でも微増にとどまっており、日本国内では一応のところ鎮静化しているように見受けられますが、世界的に見るとヨーロッパやお隣、韓国での感染者数はかなり深刻なものになっています。どの国の場合もワクチンを2回接種している人が感染していることから、ブレークスルー感染が起きているとのことですし、猛威を振るっているデルタ株の数倍の感染力を持ち、ワクチンも効果が低いかもしれない新型のB.1.1.529、いわゆるオミクロン株という変異体が南アフリカや香港で確認され、急激に世界中に蔓延し始めています。やはり未知の存在との闘いであることを再認識し、私たちも気を緩ませることなく、自己防衛をきちんとするという心構えが肝要であると痛切に感じるところであります。そこで、本市の現時点での現状と今後についてお尋ねします。  ①、現在検討している、または今後検討を予定している事項についてお聞きします。  ②、ワクチン接種状況について、市民や医師会をはじめとする医療関係者のご尽力もあり、多くの人がワクチン接種に協力していただいていますが、接種状況を教えてください。  質問事項2、SDGsへの取組から。SDGsへの取組としては、環境の分野がいち早く注目されており、地球温暖化防止対策として温室効果ガスの削減に積極的に取り組むことが求められており、この流れを受けて、本市においても昨年7月にゼロカーボンシティ宣言を行ったところであり、今後のSDGsに基づく自然環境に配慮した施策の展開に期待するところです。  さて、SDGsは2015年の国連サミットで採用され、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標であり、主に17の大きな目標と169のターゲットで構成されていますが、内容は貧困や飢餓、健康や教育、安全な水、エネルギー問題や働きがい、経済成長、まちづくりや産業について、気候変動や、海や陸の開発と自然保護、平和な社会づくりなど、国際視点での目標から国内視点での目標まで網羅するものとなっています。非常に多岐にわたっており、どれも大切ではありますが、国が指針を設け、各自治体に行動を促すのか、もしくは各自治体でそれぞれ目標を決めて進んでいくのかなどの疑問が生じます。私個人的には、本市は本市のできることを早急に検討し、少しでもSDGsの目標達成に近づけることが大事であると思っています。いずれにしても、2030年まで残り8年しかないことからも、実際にはこれからどのように展開していくのかについて、以下お伺いいたします。  ①、国が地方自治体に求めるものは何か。SDGsは、新たな時代の目標として、これまでの自治体運営に対し、単なる発展ではなく、持続性や共生という理念を投げかけています。2016年から既に6年近くが経過していますが、国は地方自治体に一体何を求めているのか、自治体運営の観点からお聞きいたします。  ②、本市が実施について取り組む事業について。地方自治体が行う事業については、権限の問題や、限られた人員と予算の中で実行できることには限度があると思いますが、例えばA、目標3、全ての人に健康と福祉をの目標の中で、ターゲットとして薬物乱用防止について記載がありますが、学校での教育はどのようにされているのか伺います。  B、目標5、ジェンダー平等の実現の目標の中で、ターゲットとして公共でのあらゆるレベルの意思決定において、女性の参画及び平等なリーダーシップの機会の確保があるが、本市職員に関する取組として、女性職員の意見は取り入れた上で昇進、昇格の機会は平等に与えているかどうか伺います。  C、目標6、全ての人々の水と衛生へのアクセスと持続可能な管理の確保の目標の中で、ターゲットとして山地、森林、湿地、河川、帯水層などの水に関連する生態系の保護、回復がありますが、本市として何か取り組む事業はあるか伺います。  D、目標7、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスの確保の目標の中で、本市が取り組める事業はあるか伺います。  E、目標11、包摂的で安全かつ強靱で持続可能な都市及び人間居住の実現の目標の中で、ターゲットとして女性、子供、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスの提供が挙げられていますが、本市が取り組める事業はあるか伺います。  ③、SDGs未来都市に選定された自治体の中で本市に類似する自治体はあるか。また、あればどのような事業が該当し、今後の本市の計画に反映させることができるか。内閣府で行われているSDGs未来都市募集において、SDGs未来都市に選定された自治体のうち本市に類似する自治体の有無と、あればどのような事業が該当し、本市の今後の計画に反映させることができるか、総合的なまちづくりの観点から伺います。  大項目3、環境保全への取組から。  ①、過去10年間の市街化調整区域の面積の増減。市内の調整区域で、最近40戸連たん制度などにより宅地開発が多く見受けられるが、今後の計画に何らかの形で影響はあるのか伺います。  ②、里山や谷津田の整備状況について、また耕作放棄地や荒れ放題の竹林や山への対応を伺います。  ③、本市の予算を圧迫している雑草の草刈り事業について何か対策は検討しているか及び市職員によって草刈り作業をしていることに対する人件費の総額は幾らになるのか。民間に委託した場合との単価の比較を伺います。  以前より予算審査、決算審査の際、常々草刈りの費用に関しての支出には完全に納得するものではありませんでしたし、議会でも同様の質問をさせていただきましたが、雑草の除草作業に対して巨額の費用を投じることは最低限度にとどめるべきだと考えております。しかしながら、反面、現実的には解決策を見つけることはかなり難しい問題であることも承知しています。  現在除草作業は業者への委託がメインとなり、作業が簡易な場所や、状況によって職員が草刈り作業をしていますが、経営的に考えるならば、当然のことながら市職員が作業する場合は、時間単価的にかなり高額な支出と考えられると思いますし、限られた職員数で効果的かつ効率のよい仕事分担を考えた場合でも草刈り作業は無駄が多いと思います。そこで、客観的に見た場合の労働単価の比較を教えてください。  以上、壇上からの質問とさせていただきます。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。 ○成田芳律議長 岡田哲明さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  教育長、府川雅司さん。    〔教育長 府川雅司登壇〕 ◎教育長(府川雅司) 私からは、第2項目の2点目、本市が実施について取り組むべき事業についてのうち、A、目標3、全ての人に健康と福祉をの中で、薬物乱用防止について学校での教育はどのようにされているかについてお答えします。  薬物乱用防止教育については、小中学校では児童生徒が薬物と健康との関わりについて理解し、健康を害する行為を自らしない態度を身につけることを目的とし、小学校の体育科、中学校の保健体育科の授業を中心に学習に取り組んでいます。また、小学校では薬物乱用防止教室、中学校では非行防止教室を実施し、印旛健康福祉センターや北総地区少年センター、富里地区BBS会の方を講師として、外部人材を活用した薬物乱用防止教育の推進を図っています。このほか小学校5年生以上を対象とした県教育委員会主催の薬物乱用防止標語コンクールにも市内全小中学校が応募し、児童生徒への啓発効果を高めています。今後も関係団体と連携し、薬物乱用防止教育の効果的な実施に努めてまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。    〔健康こども部長 山﨑裕之登壇〕 ◎健康こども部長(山﨑裕之) 私からは、第1項目、新型コロナウイルス感染症への取組からについて順次お答えいたします。  初めに、1点目、現在検討している、または今後検討を予定している事項についてですが、議員仰せのとおり、現在国内では感染状況が落ち着いていますが、今後年末に向けて気温が低下し、屋内での活動が増えるとともに年末年始の恒例行事により、さらに社会経済活動の活発化が想定されるところでの感染者数の増加や新たな変異株による感染拡大が懸念されています。感染拡大防止のために、これまでと同様に十分な換気、適切なマスクの着用などの基本的な感染対策の徹底について、引き続き市民の皆様にご協力いただけるよう周知するとともに、現在ワクチン接種が最も有効な感染予防であると考えておりますので、円滑に3回目のワクチン接種が実施できるよう追加接種体制を整えてまいります。  続きまして、2点目、ワクチン接種の状況ですが、12月6日時点のVRS、ワクチン接種記録システムにおける接種回数は、一、二回目合わせて14万9,758回、全人口に対する接種率は1回目79.0%、2回目78.1%となっております。接種状況を把握するためVRSを利用していますが、このVRSに接種を行った医療機関や集団接種会場が予診票に貼った接種券シールから接種回数や個人を特定し、ワクチンのロット番号や接種日、接種会場の情報を登録することで、翌日には自治体ごとに集計されます。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。    〔経営企画部長 石渡省己登壇〕 ◎経営企画部長(石渡省己) 私からは、第2項目の1点目と3点目及び第3項目の3点目についてお答えします。  初めに、第2項目の1点目、国が地方自治体に求めるものは何かについてですが、国が定めたSDGs実施指針によりますと、地方自治体に期待していることの一つとして、各種計画への反映として様々な計画にSDGsの要素を反映することとされております。  続いて、3点目、SDGs未来都市についてですが、令和3年度までの4か年で124都市が選定されていることは承知しておりますが、本市といたしましては国が定めたSDGs実施指針に基づき、各分野における計画等においてSDGsの要素を反映させることでSDGsの達成に寄与できるものと考えております。  次に、第3項目の3点目についてお答えします。初めに、本市の予算を圧迫している雑草の草刈り事業について何か対策は検討しているかについてですが、公共用地の適正な管理を行うため、草刈り事業は必要なものでありますが、その事業に対し費用が多くかかっていることは認識しております。草刈りのほかに防草シートの活用についても検討はしておりますが、敷設時の費用が高額であることから、防草シートの活用は進んでおりません。  続いて、市職員によって草刈り作業をしていることに対する人件費の総額は幾らになるかについてですが、市職員が草刈りを行っている総面積は約9万3,000平方メートルあり、作業に係る職員の人工、時間数を基に職員1人当たりの1時間単価を2,300円と仮定して計算すると約240万円となります。  最後に、民間に委託した場合との単価の比較についてですが、草を刈る場所が平面であるか、傾斜地であるか、また刈った草を処分するかしないかなど条件が様々であり、一概に比較はできませんが、単純に民間への委託金額及び職員実施の人件費総額を1平方メートル当たりの単価で比較すると、職員で行うほうが安くなります。民間委託の費用には従事者の人件費のほかに、使用機材の損料や事務経費等の諸経費が上乗せされることがその要因の一つと考えられます。しかしながら、実施面積が多いことや傾斜地による草刈りは職員での対応が難しいことから、民間委託と職員実施を併用しながら草刈りを行っているところです。今後も費用面と効率性を踏まえ、民間活力も活用しながら、市有地の適正な管理に努めてまいります。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。    〔総務部長 岩井勝明登壇〕 ◎総務部長(岩井勝明) 私からは、第2項目の②、B、女性職員の意見は取り入れた上で昇進、昇格の機会は平等に与えているかどうかについてお答えいたします。  本市では、一部の幹部職員を除き、職員は自己申告制度に基づき自身の状況や希望を伝えることができるよう環境を整えております。この自己申告については、書面による提出のほか、希望者には人事課職員による面接も行っており、職員が日頃よりどのような要望や意見を持って職務を遂行しているかなどを把握する機会については、男女にかかわらず平等に与えられているものと認識しております。昇進、昇格についても、自己申告書により職員個人の意向を的確に把握することで適材適所の配属を進めるとともに、能力、意欲のある職員を積極的に登用しております。なお、本市においては、主任へ昇任する際には職員の職責を担うにふさわしい能力及び資質を有しているかを判定するために主任昇任試験を実施しておりますが、この受験資格につきましても入庁からの経験年数に応じまして、産休、育休期間の除算はせずに、仮に当該職員が育休期間中であっても受験資格を有することとしており、平等に試験を実施しているところでございます。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 環境経済部長麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長麻生裕文) 私からは、第2項目のSDGsへの取組及び第3項目の環境保全への取組のうち、環境経済部所管の質問について順次お答えいたします。  初めに、第2項目、SDGsの2点目、本市が実施について取り組む事業のうち、目標6のターゲットとして水に関連する生態系の保護、回復に取り組む事業でございますが、市といたしましては、より多くの水生生物が生息できる環境を維持するためには、河川へ放流される家庭からの生活雑排水を浄化させることが重要であると考えており、その取組として公共下水道の未普及地域における新規住宅の建設に当たっては高度処理型合併処理浄化槽の設置を求めるほか、くみ取り便槽や単独浄化槽の設置世帯に対しては高度処理型合併処理浄化槽への転換を進めるため、転換設置に係る費用の一部を補助することにより導入促進を図っております。  また、本市には印旛沼流入河川である手繰川と鹿島川が流れていることから、今後も引き続き千葉県や印旛沼流域自治体と連携し、印旛沼の水質や環境の保全に向けた課題の解決に結びつくよう、市民の皆様への意識啓発に努めてまいります。  次に、同じく第2項目の2点目のうち、目標7の安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスの確保の中で市が取り組める事業でございますが、現在市では再生可能エネルギーの導入促進に取り組んでいるところであり、市民の皆様に対して環境負荷の低減を図ることができる省エネルギー設備の設置費用について、一部補助を行う住宅用省エネルギー設備等導入促進事業を実施しております。今後においては、ゼロカーボンシティ宣言の下、この目標のターゲットにある再生可能エネルギーの割合を増やすことの推進に努めるものであり、一般家庭における住宅用省エネルギー設備等導入のさらなる普及促進や、公共施設への太陽光発電設備の設置、また新たな取組として家庭や事業所、公共施設など市内で消費する電力を再生可能エネルギー由来の電力に転換することにより、当該ターゲットの実現ができるものと考えております。  続きまして、第3項目、環境保全の取組の2点目、里山や谷津田の整備状況について、また耕作放棄地や荒れ放題の竹林や山への対応でございますが、里山や谷津田は農林業の生産の場であると同時に、多様な生物の生育空間や景観形成、水源涵養など多面的機能を有しておりますが、近年は農林業者の高齢化や担い手不足などにより、耕作放棄された農地や荒廃した竹林、山林が増加し、里山の持つ本来の機能が失われつつあります。  本市においては、毎年土地所有者の方々が下刈りや間伐、枝打ちなどの森林整備に係る事業や田んぼに暗渠を設置する湿田改良事業などを実施し、里山を構成する山林やその周辺の水田の維持管理に努められておりますことから、市といたしましても引き続き土地所有者や関係団体等と連携、協力して、良好な里山環境の保全に努めてまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。    〔都市部長 嶋田浩司登壇〕 ◎都市部長(嶋田浩司) 私からは、2項目め、SDGsへの取組から、2点目、本市が実施について取り組む事業についてのうち、E、目標11、包摂的で安全かつ強靱で持続可能な都市及び人間居住の実現、3項目め、環境保全への取組からのうち、1点目、過去10年間の市街化調整区域の面積の増減につきまして順次お答えいたします。  初めに、2項目め、2点目のうち、E、本市が緑地への普遍的アクセスの提供について取り組める事業はあるかにつきましてお答えいたします。公園施設等を整備する際には、四街道市都市公園に係る移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例において利用者の安全性の向上を図るための基準を定めており、この基準に基づき取り組んでおります。  続きまして、3項目めのうち1点目、過去10年間の市街化調整区域の面積の増減につきましてお答えいたします。過去10年間におきまして市街化区域と市街化調整区域の区域区分に関する都市計画の変更を行っていないことから、市街化調整区域の面積に増減はございません。市街化調整区域につきましては、市街化を抑制すべき区域とされ、農業環境や自然環境の保全を図る区域でありますことから、開発許可制度の許可基準に基づく既存集落内の宅地開発が許容されていることや、公共施設等の配置を定めた技術基準に適合し、施工されるものでありますので、影響を及ぼすおそれはないものと考えております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 再質問はありませんか。  岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 ご答弁ありがとうございました。それでは、順次再質問させていただきます。  まず、質問事項1、新型コロナウイルス感染症対策への取組からでございますが、先ほどご答弁でもありましたようにVRS、ワクチン接種記録システムに入力して、翌日に自治体ごとに集計というお話でしたが、実際のところVRSに入力するのは人間が行うということで、これは人力のミスとかそういった操作ミス、インプットミスですよね、こういった例というのはあるのでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  VRSにおける入力ミスでございますけれども、医療機関や接種会場において、シールの貼り間違いや接種日、ワクチンのロット番号の入力誤りなど、登録の間違いによりエラーとなる事例がございます。そういう状況でございます。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 次言っていただいてもよかったのですけれども、その対応はどのようにされていますか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  対応といたしましては、市でエラーリストから1件ずつ予診票と突合してエラーを修正しているところでございます。また、接種日を1日間違えて入力しても、8か月の接種期間としては正常な場合などはシステム上エラーとはならず、間違いを把握できない状態でもありますけれども、ワクチンパスポート発行時など、お持ちの接種証明書とVRSの登録内容を比較して初めて発見されることもありまして、その際にも1件ずつ修正をさせていただいている、そのような対応をしているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 ありがとうございます。翌日自治体ごとに集計するということですけれども、これは集計された結果というのは国のほうには上げているのですか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  VRSで、先ほど言いましたように予診票と1件ずつ……予診票ですよね、突合していますので、そこで入力を直せば、そのままの直ったデータが当然国のほうで出ていますので。  以上でございます。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 ありがとうございます。  あと、こんなにコロナが長い期間人類に影響するとは想定していなかったのですけれども、ワクチンを打ち始めて、この間転入してきた人、他市から転入してきた人、こういった方々への対応というのはどのようにされているのでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  8月10日から窓口サービス課前のフロアにて特設窓口を開設しておりまして、そちらでコロナワクチン接種についての転出入の手続を行っているところでございます。転入に当たっては、ご同意をいただいた上で転入前の接種歴をVRSで確認を行い、併せて接種済証や接種記録書の写しをご提出いただき、市のほうで接種券作成の資料としておりまして、必要な時期に市の接種券を発行するような手続でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 ありがとうございます。これから3回目の接種が始まるのですけれども、この中で混乱が予想されていること、危惧されていることがあれば教えてください。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  3回目の接種で混乱が予想されることということでございますけれども、来年2月から3月にかけて必要なワクチンについて、国のワクチンの供給計画によりますとファイザー社が54%、モデルナ社が46%とおよそ半数はモデルナ社のワクチンが配られることとされております。この時期の対象者は高齢者が多く、ファイザー社のワクチンで一、二回目を接種しておりましたので、ファイザー社のワクチンを希望する方が多い場合、ファイザー社のワクチンは対象の約半数分しか供給されませんので、希望にお応えできない事態が予想されているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 そうですか。分かりました。当然ではないですけれども、個人的な感覚でも、私ファイザー打ったので、3回目もファイザーがいいかなというふうに思ってしまうのが人だと思うのですけれども、今後いろいろなケースを想定して、早めに市民の方への告知をお願いしたいと思います。  また、これは要望なのですけれども、まだ未接種の市民も多く存在するということで、もちろん接種は自己判断に委ねられているのですけれども、もしかしたら接種の希望はあるが、なかなか機会がつくれないとか、あとは独り暮らしで相談する人がいない、または外国からの転入者とか、あとは帰国者、何らかの事情があるのかもしれませんので、できれば民生委員の方々や、様々な方法で市民一人一人に対してきめ細やかな対応をお願いしたいというふうに思います。それでこの項は終わります。  SDGsに移りますが、その中で、まず最初に目標5、ジェンダー平等の実現の中で、女性職員の登用について、登用というか、昇進、昇格についてご答弁いただきました。ちょっと教えてもらいたいのですけれども、女性の職員の割合についてです。職員全体に占める女性職員の割合とか、最近の採用状況においての女性職員の割合というのが分かったら教えてください。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。  令和3年4月1日における職員全体に占める女性職員の割合でございますが、30.4%となっております。また、新規採用職員に占める女性の割合でございますが、こちらも令和3年4月1日付の採用におきましては28.6%となっております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 ありがとうございます。思ったよりはそんなに少なくないのかなと思っておりますが、あと昨日の保坂議員の質問でも分かったのですけれども、確認のため、女性職員が昇進を望まない事情というのをもう一度、いいですか、教えてください。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えいたします。  女性職員が昇任を望まないということでございますが、昇進、昇格につきましての要望、意見につきましては、自己申告書、また面接を通じて把握しているところでございますが、その中で自身の健康面や育児、介護等の家庭の事情などやむを得ない事情がある場合には考慮して決めているというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 それで、以前から、私議員になったときからいろいろと職員の方にお聞きするのですけれども、女性職員が昇進を望まない最大の理由、これが実はこの議会での答弁で苦労している先輩職員の姿を見ると、ああなりたくないななんて言っている人が多いと私は聞き及んでおります。この本会議では、環境経済部長ぐらいにならなければ多分大丈夫なのかなと思うのですが、これは主に決算とか予算のとき、非常にああなりたくないと思っている女性職員が多いと聞いております。これは、我々議員側にも少し配慮が必要な部分もあるのかもしれないと思っているところでございます。本市の女性職員の中には、非常に優秀な方も多くいらっしゃると思っています。この存在を活用しないことは、市にとってもマイナスだと考えるのですが、総務部の人事課としてはこの課題に対して何らかの対応や工夫はされているのでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。  女性管理職の登用に向けた取組ということでございますけれども、女性職員を財務や企画部門、こういったところのマネジメント能力が必要とされる多様なポストに積極的に配置することで、職域や活躍の場を拡大するなど職員の意識改革につながる取組を進めていくほか、ノー残業デーの徹底や定時退庁の促進により長時間労働の抑制、こういったものに取り組むなど、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取組を推進することで、女性職員が管理職を目指しやすい環境整備に努めているところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 ありがとうございます。いずれにしましても、男女を問わず優秀な人材の発掘、育成というのは市の行政運営に大きく影響しますので、これからもよろしくお願いいたします。  それから、Cの目標6、全ての人々の水と衛生へのアクセス、先ほど西塚議員が言っていましたカーボンオフセット、これも非常に今後有効であると私も思います。有名な話ですけれども、アメリカの農場が家畜のためにトウモロコシを植えて、それ全部使い切れないので、半分ぐらい処分したと。そうすると、どうしたかというと、アメリカではCO2を排出している企業がその緑地を買い取るということで、その農家には数年間で4,000万円振り込まれたというような例もありますし、日本が今どうなっているか、今後どうなっているか、ちょっと私調べていないのですけれども、もしそうなっていくとしたら、この自然環境の大切さは本市の魅力の一つでもありますし、そういうようないろいろな予算面でも何か工夫ができるのかなと思いますので、今後とも調査のほどよろしくお願いします。  それからあと、ではSDGs全体の質問を経営企画部長にお聞きしたいのですけれども、まずはその質問の前に本市の基本構想のまちづくりの基本理念というのを確認のため教えてください。                        ◇ △発言の訂正 ○成田芳律議長 健康こども部長より答弁の訂正の申出がありましたので、これを許可します。  健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) 申し訳ございません。訂正をさせていただきたいと思います。先ほど岡田議員の再質問のVRSの入力ミスの対応のところで、私、接種日を1日間違えて入力しても、接種間隔が正常の場合など、この接種間隔を私、8か月と申し上げてしまったのですが、正しくは1回目と2回目の間ということで、3週間以上空いていれば正常な場合というところで、8か月を3週間以上ということで訂正させていただきたいと思います。大変申し訳ありませんでした。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) ただいま四街道市、総合計画の基本構想におけるまちづくりの基本理念というところでございますので、そちらに掲げておりますまちづくり基本理念について読み上げをさせていただきたいと思います。  「本市は、市民が主人公という考えのもと、「市民参加条例」や「みんなで地域づくり指針」を定め、市民が主体的に市政に参加・協働する仕組みを整え、真に市民による市民のための地域社会を実現する市民自治のまちづくりを推進してきました。今後もこれまで築いてきた市政の流れを継承し、よりよい地域社会を実現するため、市民を始めとしたさまざまな主体が連携・協働しながら自主的にまちづくりにかかわっていく「みんなが主役のまちづくり」を基本理念として掲げます」。  以上でございます。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 今のご答弁でもSDGsの追求、この履行が本市のまちづくり、基本構想にもつながるというふうに思うわけです。  また、さらに言えば県内で未来都市に選定されている市原市の例を見ても、様々なモデル事業を考案して国からの補助金、これは最大2,700万円だそうですけれども、活用して実施しています。例えばいちはら歴史のミュージアム整備事業、里山暮らし、里山ワークの推進、出産前後家事等サポート、それからコミュニティーアートを通じたまちづくり、これらのプロジェクトで発展させているわけです。本市の場合、やはり限られた職員数であり、大変かとは思うのですけれども、ぜひこのSDGsへの取組を前向きに進めていただきたいと思います。  また、最後にお聞きしますが、本市の次期総合計画への位置づけとしてどのようにお考えか、お聞きしたいと思います。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  SDGsにつきましては、誰一人取り残さない持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標であることから、本市の次期総合計画におきましても、壇上でもご答弁申し上げましたとおり、SDGsの要素を反映させていく必要があるものと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 よろしくお願いいたします。  それでは、大項目3の環境保全の取組から、まず10年間の市街化調整区域の面積の増減はないというお話でした。でも、40戸連たんで市内各地に宅地開発が進んでいるのですけれども、これは質問ではなくて……質問してよければ首を縦に振っていただきたいのですが、例えば市街化区域にしてしまうと、やはりインフラとか市が全て整備しなければいけないので、非常に予算の面でも大変な圧迫することになると思うのですが、かといって市街化調整区域内では、先ほど言った40戸連たん等で住宅地がかなり建っているわけです。一体その宅地、どれぐらいになったら市街化区域として認定したほうが市にとって有利、有利という言い方はよくないかもしれないのですけれども、よいのかというのは今後の議会で……分かりますか。もし答えられたら、では答えて。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えいたします。  議員の質問にお答えできる範囲の中での答弁になりますけれども、難しい中でございますが、市街化区域と市街化調整区域の区域区分の見直しにつきましては土地利用、先ほど議員が申されております土地利用の動向や、これも議員が申されているとおりの基盤施設の状況について詳細な検討が必要であるということと、まず当市の都市マスタープラン、また千葉県や当市の上位計画との整合も図られる必要がございますので、現時点での区域区分の見直しの予定はないというのがご答弁でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 岡田哲明さん。 ◆岡田哲明議員 分かりました。先ほども言ったとおり、どうしたらいいのかはかなり四街道市にとっても大きな選択となるということで、またいつか質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは最後に、雑草の草刈りについてですけれども、これは質問というより提案をしたいと思います。これは、見た方も多いと思うのですけれども、テレビ等の報道番組で知ったのですけれども、除草作業の際に高温の泡または熱水を直接雑草に噴霧することで雑草が根から腐っていくということで、これが一度高温の泡とか熱水を噴霧した後、例えば1週間後ぐらいに根が枯れて、それからしばらく草が生えないという利点があって、たしか神奈川県だったと思うのですけれども、もうどこかで始められているそうでございます。先ほど防草シートに関しても、高額なため、採用は難しいというようなお話でしたが、私思うに一度根から腐らせることによって、その上に防草シートの利用で、これ多分数年間草刈りしなくてもいいのではないかなと。自分の家でも今防草シートをやっているのですけれども、これは耐用年数3年の防草シートを敷いているのですが、6年たった今でも雑草は生えてこないのです。だから、かなり有効な手だてになると思うので、ちょっとお考えいただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。  時間大分残しましたが、私の一般質問は以上で終わります。 ○成田芳律議長 以上で岡田哲明さんの質問を終結します。                        ◇ △議案第7号の上程、説明 ○成田芳律議長 日程第2、議案第7号を議題とします。  提出議案の説明を行います。  議案第7号の提案理由の説明を求めます。  市長、佐渡斉さん。    〔市長 佐渡 斉登壇〕 ◎市長(佐渡斉) それでは、本日提出させていただきました追加議案について、提案理由の説明を申し上げます。  議案第7号 令和3年度四街道市一般会計補正予算(第7号)。本案は、令和3年度四街道市一般会計予算について補正する必要が生じたため、地方自治法第218条第1項の規定により提案するものであります。  補正の内容は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8億200万余円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ334億5,800万余円とするものであります。  繰越明許費については、子育て世帯等臨時特別支援事業を設定するものでございます。  以上が追加議案の概要でございます。ご審議の上、ご認定賜りますようお願いを申し上げます。 ○成田芳律議長 次に、議案第7号について細部説明を求めます。  経営企画部長、石渡省己さん。    〔経営企画部長 石渡省己登壇〕 ◎経営企画部長(石渡省己) 議案第7号 令和3年度四街道市一般会計補正予算(第7号)の主な内容をご説明いたします。  初めに、補正予算書の4ページから5ページを御覧ください。第1表、歳入歳出予算補正に記載のとおり、本補正予算は既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8億221万9,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ334億5,804万円とするものです。  6ページを御覧ください。第2表、繰越明許費補正につきましては、子育て世帯等臨時特別支援事業について年度内に終了しない見込みであることから、翌年度に繰越しして使用できる経費として設定するものです。  次に、歳入歳出補正予算事項別明細書についてご説明いたします。9ページを御覧ください。歳入補正予算についてですが、16款国庫支出金、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金、2節児童福祉費補助金の子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金8億508万1,000円は、子育て世帯等臨時特別支援事業に要する経費に対する国庫補助金です。  20款繰入金、1項1目1節基金繰入金の財政調整基金繰入金286万2,000円は、本補正予算における歳入の額が歳出の額を上回ることから、その超過額について財政調整基金からの取崩し額を減額するものです。  続きまして、歳出補正予算についてご説明いたします。10ページを御覧ください。3款民生費、2項児童福祉費、2目児童措置費の子育て世帯等臨時特別支援事業8億221万9,000円は、国の経済対策に基づき、子育て世帯に対して児童を養育している者の年収が960万円以上の世帯を除き、ゼロ歳から高校3年生までの子供たちに1人当たり5万円の現金給付を行うために要する経費を計上するものです。財源につきましては、国庫補助金の子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金を充当しております。  続きまして、職員人件費の補正について給与費明細書に基づきご説明いたします。11ページを御覧ください。1、一般職については、(1)、総括の比較欄、一番右に記載のとおり、合計で53万3,000円の増額となっております。これは、子育て世帯等臨時特別支援事業における職員手当及び会計年度任用職員を雇用する経費の増によるものです。  以上で議案第7号 令和3年度四街道市一般会計補正予算(第7号)の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○成田芳律議長 以上で提案理由の説明及び議案第7号の細部説明を終わります。                        ◇ △散会の宣告 ○成田芳律議長 以上で本日の日程は終了します。  明日は定刻より会議を開きます。  本日はこれにて散会します。    散会 午後 4時48分...